夜になると、
昼間は見えていたはずのものが、
急にぼやけて見えることがあります。
大丈夫だと思っていた気持ち。
自分なりに出した答え。
「これでいい」と思ったはずの選択。
それらが夜になると、
なぜか全部あやふやに感じられてしまう。
これは、あなたが弱いからではありません。
むしろ、ちゃんと考えてきた人ほど、
夜に立ち止まりやすいものです。
夜は「判断する時間」じゃない
夜は、決断に向いていません。
身体も心も、
一日の疲れを抱えたまま、
静かにブレーキがかかる時間だからです。
それなのに、
私たちは夜になると、
- 白黒をつけようとする
- 正解を出そうとする
- 未来を一気に決めようとする
そうして、
余計に苦しくなってしまいます。
夜は本来、
判断する時間ではなく、整える時間です。
「決められない自分」を責めてしまう夜
何も決められない夜ほど、
人は自分に厳しくなります。
「こんなことで悩んでいるなんて」
「まだ迷ってるの?」
「もう答え出さなきゃいけないのに」
でも本当は、
決められないのではなく、
まだ決めなくていい段階なだけなのかもしれません。
すべての答えには、
“タイミング”があります。
夜は、そのタイミングがまだ来ていないだけ。
答えが欲しくなるのは、真剣だから
答えを欲しがる人は、
軽く考えている人ではありません。
- 相手のことを考えている
- 自分の未来を大事にしている
- 間違えたくないと思っている
だからこそ、
夜になると不安になります。
「どうしたらいいんだろう」
「間違っていないだろうか」
その問い自体が、
あなたが誠実に生きている証拠です。
夜は「答え」より「余白」を持つ
夜に必要なのは、
正解でも決断でもなく、
余白です。
今日は答えを出さなくていい。
今日は決めなくていい。
今日は保留でいい。
それを自分に許せるかどうかで、
夜の苦しさは大きく変わります。
考え続けなくても、大丈夫
不安になると、
人は「考え続けなきゃ」と思ってしまいます。
でも、
考え続けた先に答えがあるとは限りません。
むしろ、
- 眠る
- 気持ちを書き出す
- 何も考えない時間をつくる
そうしたことの方が、
自然と心を整えてくれることもあります。
今日はここまででいい
この場所は、
答えを出すための場所ではありません。
気持ちを急かさず、
自分を追い詰めず、
「今日はここまででいい」と言える場所。
夜は、
頑張らなくていい時間です。
何も決められない夜を、
悪い夜にしなくていい。
ただ静かに、
一日を終える準備をするだけでいい。
最後に
もし今、
この文章を読んでいるあなたが、
「今日は何も前に進めなかった」
そう感じているなら、
それは違います。
立ち止まったこと自体が、
ちゃんと前を向いている証拠です。
今日は、ここまでで大丈夫。

